人物を塗るときに最初にぶつかる難問が肌の色です。肌はいったい何色なのでしょうか。千差万別の肌の色ですが、おおよその作り方があります。肌の色を3色の混色でつくる方法をお伝えします。
肌は、にぶいオレンジ色
肌は、にぶいオレンジ色のバリエーションです。にぶいオレンジ色とは、茶色のことです。茶色の絵具だけでも濃さを調整して肌の色につかえます。さらに混色でめあての色を作れるようになると表現の幅がひろがりますので、にぶいオレンジ色の作り方をご紹介します。
にぶいオレンジ色の作り方
にぶいオレンジ色は、赤・黄色・青の3色を混ぜてつくります。
① 赤と黄色を多めの水で溶いてオレンジ色をつくります。
② ①へ、オレンジ色の補色である青を少しづつくわえて色をにぶくしたらできあがりです。
補色
補色(ほしょく)とは、色相環で正反対に位置する関係の色の組合せ。相補的な色のことでもある。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
3色で肌づくり 混色例3つ
初心者の方におすすめのホルベイン18色セットのなかの絵具をつかって、肌の混色の組み合わせ例をあげます。
出典:Amazon クリムソンレーキ
出典:Amazon パーマネントイエローレモン
出典:Amazon プルシャンブルー
出典:Amazon ローズマダー
出典:Amazon パーマネントイエローレモン
出典:Amazon コバルトブルーヒュー
出典:Amazon バーミリオンヒュー
出典:Amazon パーマネントイエローレモン
出典:Amazon コンポーズブルー
以上、混色の組みあわせ例を3つあげました。それぞれまぜる絵具の量の割合、うすめる水の量で色が変わります。絵具の組みあわせをいろいろ試してみると楽しいです。