画材

初めてのパレットはどれがいい?おすすめのパレット

透明水彩では絵具の保管がしやすい折りたたみパレットがよく使われます。パレットは素材によって質も価格も違います。初めての方にむけて、おすすめの折りたたみパレットをご紹介します。

おすすめは「24色用プラスチックパレット」


出典:Amazon
初めての方には、24色用プラスチックパレットがおすすめです。プラスチックのパレットは他のスチールやアルミ素材に比べて価格が求めやすく、パレットをためすのに最適です。

なぜパレットをためす必要があるのか、とくになぜ「24色用プラスチックパレット」がおすすめなのか理由を3つあげます。

3つのおすすめ理由

理由1 絵具の色数が決まってないから

多くの方は、透明水彩をつづけるうちにだんだんと使う色の数が決まってきます。最初に絵具セットを購入し、好みの色を買い足したり、不要な色を除いていくうちに、普段つかう色が限定されて色数がさだまります。

初めての方は、絵具はホルベインの18色セット(参考:Amazon)がおすすめですので、絵具を買い足してためす余裕をみて「24色用プラスチックパレット」がおすすめです。

もし後でスチールやアルミのパレットに買い替えることになっても、色数が決まっていれば、パレットの仕切りの数はいくつがいいか買い替え時に悩まずにすみます。

理由2 絵のスタイルが決まってないから

絵のスタイルによって使いやすいパレットは違います。絵具を混ぜて色をつくる混色を、パレット上ではなく直接紙の上でするならパレットすらいらないかもしれません。じっさい折りたたみパレットを使わずに、梅皿調理用のバットを使っている水彩画家もいます。

プラスチックはリーズナブルなので、自分の絵のスタイルに折りたたみパレットが合うかどうかをためす最初のパレットに適しています。

理由3 仕上がりに直接関係がないから

ホーロー加工されたスチールやアルミのパレットは絵具なじみがよく白地に色がさえて使いやすいです。ただ、パレットは絵の仕上がりに直接は関係がありません。

はじめたてで予算のやりくりをしているなら、絵の仕上がりを大きく左右する水彩紙などに投資して、パレットは控えめでいいでしょう。

以上、おすすめの理由をあげました。プラスチックパレットはスチールやアルミに比べて絵具の色にそまったり劣化しやすい点はあります。しかし初級者の方が使うには十分な品質ですのでおすすめです。