画材

水を入れる筆洗はわざわざ買うべき?筆洗の用途と選び方

筆洗(ひっせん)とは、筆を洗うための水を入れる容器です。筆洗をわざわざ買うべきか、バケツやペットボトル、コップなどの容器で代用していいのか考えます。

ラクをしたいなら筆洗を買おう


出典:Amazon
透明水彩では水をたっぷり使います。他の容器でも代用できますが、筆洗は専用につくられているので使いがってがいいです。筆洗の便利なポイントをあげていきます。

筆洗の便利なポイント3つ

ポイント1 水を入れる部分が2つ以上ある

2つ以上の水入れ部分があると、筆の洗いとすすぎを別にできます。透明水彩の持ちあじは透明感です。汚れた筆で混ぜて絵具をにごらせないように、つねに筆をすすいできれいにしておきます。3つ以上に分かれていると、水彩紙を濡らす水も別にできます。

ポイント2 持ち手一つで運べる

筆洗は複数の水入れ部分を、持ち手ひとつでカンタンに運べます。ささいな点ですが、水を替えるのもたび重なるとめんどうです。こんな小さな快適さがストレスフリーにつながります。

ポイント3 高機能

筆洗はさまざまな工夫がされています。ものによっては筆置き用のくぼみがついていたり、筆ふきの雑巾がかけられたりします。大型のものは中にパレットを収納できます。携帯用の筆洗はコンパクトにしまえます。

上記3つのポイントから、筆洗はたいへん便利です。筆洗を買ってラクをするか、少し不便でも手持ちの容器を使うか、買うときの参考にしてみてください。つづいて、筆洗を買う場合の選び方を考えます。

筆洗は大きいものを選ぼう

筆洗はできるだけ大きいものがいいです。大きいと何度も水を替えなくてすみます。しかし、描く場所がなくなるほど大きくては困ります。決めるまえにきちんとサイズを確認しましょう。

以上、筆洗を買うべきか、買う場合の選び方をご紹介しました。筆洗は透明水彩のムードメーカーみたいです。筆洗にきれいな水を用意すると「さあ描くぞ」とフレッシュな気持ちになります。ひと段落ついて色濃く染まった水を見ると充実感がこみあげます。