絵具えらびは、これから透明水彩を始める方にとって頭を悩ますポイントです。絵具メーカーはさまざまあり、どんな色をそろえたらいいのか迷います。初めての方にむけておすすめの絵具とその理由をお伝えします。
絵具は、ホルベイン18色セット5ml(2号チューブ)がおすすめ
出典:Amazon
ホルベインは日本のメーカーなので、海外メーカーに比べると値段が手頃です。なぜとくに、ホルベイン18色セット5ml(2号チューブ)がおすすめなのか、4つ理由をあげます。
4つのおすすめ理由
理由1 ホルベインは定番だから
日本国内で書かれた透明水彩の本は、初心者にはほぼ、ホルベインの絵具セットをすすめています。絵具は色名が同じでもメーカーによって色味がことなります。本の中ではホルベインの絵具を基準に説明されていることが多いので、初心者には安心です。
定番で手に入れやすく、価格と品質のバランスがよいです。画材店にひろく置かれてみんなが使っているので、絵具をバラですぐに買い足しできます。
理由2 18色セットは無駄がない
絵具セットは便利ですが、色数が多すぎると絵具を使いこなせず無駄にします。必要な色は、好みやかく絵の対象によって人それぞれ違ってきます。まずは基本色で透明水彩に慣れて、それから色を増やすほうがいいでしょう。色を増やすときは、好きな画家が使っている色や、絵具メーカーのカラーチャートを参考にします。
参考:ホルベイン公式オンラインショップ 108色全色セット色
理由3 チューブ絵具は使いやすい
チューブ絵具は一般的で使いやすいです。パレットをつくれば(折りたたみパレットにつめて乾燥させれば)、固形絵具のようにあつかえて、持ち運びや保管ができます。チューブから直接やわらかい絵具を出せば、広い面をぬるときにすばやく大量に色がつくれます。
理由4 チューブのサイズが豊富
ホルベインは3種類のチューブサイズがあります。全108色で、5ml(2号チューブ)は108色、15ml(5号チューブ)も108色、60mlチューブは40色です。サイズが大きいほど割安なので、ホルベインの絵具に慣れて大きなチューブに買い替えれば、どんどんお得に絵がかけます。
以上、おすすめ理由をお伝えしました。初心者には心強い絵具ですので、手に取ってみてはいかかでしょうか。
※ホルベイン透明水彩絵具のチューブは、白色から銀色に変わりました。(2016/9/26発表)