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ぼかしをきれいに作る方法はある?ぼかしの基本ルールと手順

2017/08/26

ぼかしは透明水彩の華。混じりあう色のベールは天与のたまもの…と、運まかせの技法にみえますが、たった1つの基本ルールを押さえればコントロールできます。ぼかしの基本ルールと塗り方の手順をお伝えします。

 

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ぼかしの基本ルール「絵具の濃度を順に濃くしていく」

なめらかなぼかしをつくるには、絵具の濃度(とろみ具合)がうすいものから、濃いものへ順にかさねます。あくまでも重要なのは絵具の濃度で、色は関係ありません。

基本ルールにそってきれいなぼかしを作る手順をご覧ください。

 

ぼかしの手順

まずは、ぼかしとは何かおさえておきます。
ぼかし見本
ぼかしとは、ウェット・イン・ウェットともよ呼ばれる水彩の技法です。日本画ではたらしこみとも呼ばれます。紙が濡れているうちに絵具をかさねてつくります。水彩ならではのやわらかいグラデーションが特徴です。
 
 
ぼかし手順1
1) 水彩紙に水(または濃度のうすい絵具)をぬります。
 
 
ぼかし手順2
2) 最初より濃度の濃い絵具をぬります。
 
 
ぼかし手順3
3) さらに濃度の濃い絵具をかさねます。
 
 
ぼかし手順4
4) より濃度の濃い絵具をかさねます。
 
 
ぼかし手順5
5) 最後にいちばん濃度の濃い絵具をかさねます。
 
 
ぼかし手順6
6) 絵具を乾かして完成です。
基本ルール通り順に濃度を濃くしていくと、それぞれの絵具が綿毛のようにきれいに広がります。色をかさねる手順は紙が濡れているあいだにすすめます。

 

ぼかしのカンタンな作品例

ぼかし作品例
ぼかしが乾いた後に木の枝と幹を描きたして作品に仕上げました。
 
ぼかしは技法にすぎません。ぼかしの豊かさをどのように絵に生かすかが工夫のしどころです。
 

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